今日の人と犬に優しい街づくり

米国ではアニマルシェルター（動物保護施設）に直接足を運び犬と面会したうえで里親になる、というケースが非常に一般的です。ペットショップも存在しますが、日本のように「犬を飼おう！」→「ペットショップへ行こう」という発想は一般的ではありません。米国では、年間およそ330万匹の犬がシェルターに送り込まれ、65万匹が殺処分させられています。(データ元：ASPCA)　シェルターを通した犬の飼育の決断が、多くの犬の命を救っています。

京都市と京都府が共同で設置運営している京都動物愛護センター（動物愛ランド・京都）では，「人と動物が共生できるうるおいのある豊かな社会」のために、犬の習性を理解したうえで、犬も人も快適に暮らすためのコツを学ぶための「犬と楽しく暮らすための教室」を定期的に開催しています。

わんちゃんと一緒にアウトドアスポーツが楽しめる「FANTAIL」。春から夏は涼を感じるカヌーツアー、秋から冬には一面の銀世界を満喫できるスノーシュー体験など、群馬県みなかみ町の豊かな自然を味わえるツアーが盛りだくさん。 わんちゃん との忘れられない思い出を、また一つ増やしてください。

大阪市に本社を置くコーナン商事(株)が運営するホームセンター「コーナン」は全国に500店舗弱。大型ホームセンターでは、わんちゃんを専用カートに乗せて一緒に買い物を楽しめます。カートは大型犬も載せられるサイズで、駐車場から店舗に入るカート置き場には、カートの清掃用具も整っている気遣いがうれしいです。

「魔除け」「厄除け」の神社・晴明神社では、ご家族同様、ペットも毎日健康で過ごせるようにとの願いを持った皆さまの気持ちにお応えするべく、「ペットの健康祈願」を受け付けています。ご祈祷後に届けられるペット専用の祈願札と御守は、お守りタイプとロケット型の2種類があります。祈願札は、ケージや小屋など、主たる居場所におまつりいただけます。また、御守は、首輪につけられます。

「人と動物が共生できるうるおいのある豊かな社会」を目指す、京都市と京都府が共同で設置運営している京都動物愛護センター（愛称：動物愛ランド・京都）。「京都」という環境に合わせた動物の愛護と適正飼養に関する事業の一環として、被災動物の保管や支援、 夜間動物救急診療、 飼い主への啓蒙、 災害時における動物の保護，被災動物のための救援物資の保管及び配布夜間動物救急診療所の開設（獣医師会との連携）しつけ方教室や動物愛護週間事業等の動物愛護事業の推進収容動物の適切な管理，譲渡事業の推進動物由来感染症など動物に関する幅広い情報発信、活動基金の設立など、幅広い活動を行っています。

安城市内で開業する獣医師が主催となり長寿犬の飼い主を表彰しています。長年にわたり愛犬の健康を心がけ、動物愛護の精神をもって適正な飼育に努めるとともに、狂犬病予防法の遵法意識も高く、他の模範となる飼育者を表彰します。対象は満16歳以上の犬を飼育する市内在住の方。狂犬病予防や動物愛護を促進する、ユニークなプログラムです。

神奈川県秦野市は、ペット共生都市として、“ペットとの共生”に特化し、市民が幸せを感じるまちづくりを謳う数少ない自治体です。秦野市には、ペットとの共生に適した“緑豊かで潤いのある環境”があることから、お金をかけずに既存の地域資源に付加価値をつけることで、まちの魅力を最大限に引き出す戦略を打ち立てています。政策として、犬・猫住民票発行、全天候型ドッグランの整備など、具体的な活動を宣言しています。今後の、ドッグスマートシティ構築に期待します。